サイモン・リの新しい事業にご注意ください。お金を出す前に要確認。日本での普及活動が違法の可能性も?OneLinkCoinはどうなった?
サイモン・リーは多分皆さんご存知だと思います。2019年12月にワンライフのキャプテンというタイトルを持っていましたが4月1日に突然辞められると宣言され12月の事件と同様な衝撃がネットワーク全体に走った記憶はまだ新しいと思います。
その後、4月1日にはすでにOneLinkという別の会社の準備が完了していたことがわかりました。日本においてもワンライフやワンコインの名前を使用してメンバーを募集していることも確認されています。
また、会社のニュースレターでも他の国でのワンライフ/ワンコインを装って勧誘している詐欺的な行為について警告記事が公開されています。「ワンコイン保有者を狙うインドにおける詐欺警告(日本も同様*)公式ニュースレターより」https://jp.nextmoney.biz/76005/
サイモン・リの新しい事業
サイモン・リの新しい事業についてですが、GSNという「マイクロレンディング」を事業としているビジネスのようです。ソーシャルレンディングとは、お金を貸したい個人投資家(レンダー)とお金を借りたい企業(ボロワー)をインターネット上でマッチングするサービスで、クラウドファンディングと呼ばれる投資手法の一つです。
気になる点をいくつか共有いたします。
- 【杜撰なホームページ】ホームページが登録するためのランディングページ1枚のみ(ペラサイト)。登録後ダッシュボードがありますが、運営会社の情報や利用規約など、プライバシーポリシーなどといった最低限の情報にかけています。
- 【情報の確認が不可能】会社については「Legal」の項目に名前と米国のデンバー州とカナダーで「マネーサービスビジネス(MSB)」のライセンスを取得しているということくらいです。しかし、当会社へお問い合わせする情報がないです。お問い合わせフォームすら備えてません。従って、mygsn(ドット)com が本当にこの米国でライセンスを取得している会社のものなのかも確認することができないです。
- 【日本での普及が違法?】この会社が営むビジネス(マネーサービスビジネス、MSB)がホームページでアピールしているように、アメリカとカナダーで登録制の場合、日本でも登録制であると予測できますね。日本においてマネーサービスビジネスが登録制の場合、普及している方々は違法に当たるのではないかという疑問が持たれます。
- 【自転車操業のモデル】サイトの情報によると「人に紹介することによって30%の報酬が得られる」そうですが、どのように高額な報酬を払えるかが不明です。この会社が事業とするマイクロレンディングの利息が発展途上国が高めで20%程度のようです。日本での利息は15%を超える分は執行処分対象です。もし、約束している事業を営んだ場合の利息を考えると30%の報酬を払えるはずがないことが良くわかると思います。この件についてツッコミ所があると思います。是非、突っ込みたい方はコメント欄にメッセージをください。
以上、今感じている疑問点を挙げさせていただきました。
参加するかしないかは各自の判断です。この記事はあくまでも僕の個人的な意見であることをご理解ください。
以上、サイモン・リが新しく始めたと宣伝されている事業について個人的な意見を述べさせていただきました。
菅原ホセ