日本のメガバンクも参加!Rippleを利用した国際送金サービス
今回は東京三菱UFJ銀行だけでなく、ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行(BBVA)、スカンジナビスカ・エンシルダ銀行(SEB)、Akbank、アクシス銀行、イエス銀行、SBIレミット、Cambridge Global Payments、Star One Credit Union、EZ Forexなど、いくつかの世界最大級の銀行と先進的な小規模の銀行や決済サービス事業者が含まれています。SBIホールディングスによれば、今回発表された10の金融機関以外に、すでに世界で75以上の金融機関がRippleのグローバル送金ネットワークに参加しているそうです。
東京三菱UFJ銀行は、SBIホールディングスとSBIリップルアジアが国内で取りまとめる「内外為替一元化コンソーシアム」にも参加し、Rippleのソリューションの利用に関して、強いコミットメントを発表しています。
日経新聞によれば、コンソーシアムはリップル(XRP)を使って銀行間の送金にかかる時間や利便性などについて調べる実験を開始したようです。この実験は、参加する金融機関同士だけで使える、独自の新しい仮想通貨も発行し、同様に送金手段として応用できるかのテストも検討しているとの事。
三菱東京UFJ銀行も、2017年5月1日より独自の仮想通貨「MUFGコイン」の実証実験を始めています。年内に国内の行員2万7千人が使えるようにし、来春には一般向けに発行する計画。従来は今秋の予定でしたが、発行方法を検討するため先送りされたようです。